2025年8月、夫婦ふたりでシドニーに行ってきました!
前回訪れたのは2019年8月。約6年ぶり、そして夫婦になってからは初めてのシドニー旅行です(感慨深い…)。
今回は「観光」「ホテルステイ」「グルメ」と、夫婦旅ならではの楽しみをぎゅっと詰め込んできました。
この記事ではまず、旅行全体をざっくりご紹介します。
始まりは土砂降りの雨|8月のシドニー旅行は天気予報が当たらない?!
羽田からシドニーまでは飛行機でおよそ10時間。
午前中に出発して夜に到着するフライトで、時差は日本より1時間進んでいます。

シドニー国際空港から市内中心部へは「シドニー・トレイン(鉄道)」で約20分。電車内が1階と2階に分かれているのが新鮮です!

今回は観光スポットへのアクセスが抜群なセント・ジェームス駅のすぐそばにあるシェラトン・グランド・シドニー・ハイド・パークに宿泊しました。

その名のとおり、ホテルの目の前には緑豊かなハイド・パーク(公園)が広がっています。


ところが、駅に降り立った瞬間に迎えてくれたのは――バケツをひっくり返したような土砂降りの雨!/(^o^)\

見上げたシドニータワー・アイも、不気味に霞んでいました。
シドニーの天気予報は当たらない?!
今回の旅行前に天気予報をチェックすると、雨や曇りマークばかり…。
「オーストラリア=晴天」というイメージでいたので、初日の土砂降りには心がくじけそうになりました。
ただ有名な話らしく、「シドニーの天気は女心と同じくらい変わりやすい」そうで(笑)、実際には晴れたり曇ったり、急に土砂降りになったりと目まぐるしく変化。
降ってもすぐ止むことが多いからか、地元の人は傘をささない人もけっこういました。
天気予報はイマイチでも、結果的には大きく外れ。

2日目の日中こそ雨に当たりましたが、それ以外はほとんど傘いらずで、きれいな青空をバックにオペラハウスやハーバーブリッジを撮影できました。
シドニー8月の気温と服装の目安
シドニーの8月は、日本と真逆で冬の季節。
とはいえ日本の冬ほど冷え込むことはなく、体感的には秋に近い気候でした。
雨の日でもコートやマフラーは少し厚着すぎる印象。私はカットソーの長袖+フルジップのパーカくらいがちょうどよく、日中に陽が差すとパーカを脱いで過ごすほどの暖かさ。
また、かなり乾燥しているので喉が弱い人は注意。
就寝時には「濡れマスク」を用意しておくと快適に過ごせると思います(フライト中も!)。
物価が高いシドニーでも楽しめる!おすすめ無料観光スポット
シドニーといえば物価の高さでも有名。外で朝食をとろうものなら、夫婦ふたりで平気で7,000〜8,000円かかることも。
その一方で、実は驚くほど無料の観光スポットが充実しているんです。
もちろん街そのものも散策するだけで十分楽しめるのがシドニーの魅力。レトロな建造物と近代的なビルが入り混じる風景を歩いているだけでワクワクしますし、実際に私たちも連日2万〜3万歩を歩き、ウォーキングハイになるほどでした。
ここからは、実際に訪れてよかった、おすすめの無料観光スポットを紹介していきます♪
ハイド・パーク|シドニー中心部の緑あふれる散策スポット

シドニー中心部、シティの東側に広がる緑豊かな公園がハイド・パークです。
広々とした芝生や整備された遊歩道があり、観光の合間に休憩したり、のんびり散策したりするのにぴったり。
今回宿泊したシェラトン・グランド・シドニー・ハイド・パークは、その名の通りこの公園に隣接していて、午前中のお散歩コースとしても大活躍でした。

ハイド・パークのシンボルといえば、アーチボルト噴水。青空を背景に水しぶきをあげる姿は、絶好の記念撮影スポットでもあります。
さらにこの公園周辺には無料で入れる観光スポットも多く、シドニー散策のスタート地点としてもおすすめです。
セント・メアリー大聖堂|シドニーで最も美しいゴシック建築

ハイド・パークに隣接して建つのが、荘厳な佇まいのセント・メアリー大聖堂(St Mary’s Cathedral)。

ローマ・カトリックのゴシック・リヴァイヴァル建築による外観は、ヨーロッパに来たかのような重厚感。オーストラリアで最も長い聖堂であり、シドニーで最も美しい大聖堂ともいわれています。

中に入ると、色鮮やかなステンドグラスが陽の光を受けてきらめき、特にキリストを描いた窓が印象的でした。

なお、ミサの最中は撮影禁止なので注意が必要です。
ハイド・パーク・バラックス博物館|囚人宿舎から移民収容所へ、歴史を伝える無料スポット

ハイド・パークのすぐそばにあるハイド・パーク・バラックス博物館(Hyde Park Barracks Museum)は、1819年に建設された男性囚人の宿泊所。のちに移民収容所へと転用され、当時の生活を物語る遺物が数多く展示されています。

中でも印象的だったのは、囚人たちが詰め込まれるようにして眠っていたハンモックがずらりと並ぶ部屋。その場に立つだけで、当時の息づかいを想像してゾクゾクするほどでした。
さらに嬉しいのは、入場無料で日本語の音声ガイドまで利用できること。
「ちょっと覗いてみよう」と軽い気持ちで入ったのに、ガイドが面白くてつい長居してしまいました。
歴史好きにはもちろん、観光の合間に立ち寄るスポットとしてもおすすめです。
コッカトゥー島(Cockatoo Island)|世界遺産に登録された囚人遺跡群

シドニーハーバーの真ん中に浮かぶコッカトゥー島(Cockatoo Island)は、世界遺産「オーストラリアの囚人遺跡群」のひとつ。サーキュラーキーからフェリーでおよそ30分で向かえます。
19世紀にはイギリス人服役囚の収容施設として使われ、刑務所や少年院、監獄としても利用されていた場所です。
さらに20世紀にはオーストラリア最大の船渠(ドック)が造られ、造船の拠点としても発展した歴史を持っています。

現在は島全体が自由に散策でき、丘の上には瓦礫に近い遺跡が青空を背景に残されていて、歩いているとまるでミステリーゲームの世界に迷い込んだかのよう。

さらにユニークなのは、実際に住宅として利用できる洋風建築やキャンプ場まであること。
小さな島ながらも、物語の予感に満ちたとっておきのお気に入りスポットです。
ルナ・パーク・シドニー|巨大な顔ゲートが迎えるレトロ遊園地

シドニーのランドマークのひとつともいえる、ルナ・パーク・シドニー(Luna Park Sydney)。
巨大な顔のゲートがインパクト抜群で、サーキュラーキーからもそのゲートや観覧車を望むことができます。フェリーに乗れば数分、電車でもアクセス可能です。

この遊園地は文化遺産に登録されている歴史あるスポットで、なんと入場は無料!
休園日でも中に入って散策することはできますが、アトラクションを楽しみたい人は営業日や時間が不規則なので公式サイトでの確認がおすすめです。

園内はレトロな雰囲気に包まれており、カラフルなピエロモチーフのイラストやゲームがそこかしこに点在。
サーキュラー・キー|船に乗るだけじゃない!絶対外せない観光&撮影スポット

シドニー湾に面したサーキュラー・キー(Circular Quay)は、シティ中心部にあるシドニーを代表する観光名所。
周辺にはハーバーブリッジ、オペラハウス、ロックスといった必見スポットが集まっていて、シドニー旅行では絶対に外せない場所です。

太陽光に照らされてきらめく水面を眺めているだけでも時間を忘れてしまいます。

また、サーキュラー・キーから出るフェリーに乗れば、海の上からオペラハウスをさまざまな角度で撮影できるのも大きな魅力です。

さらに、すぐそばにある王立植物園(Royal Botanic Garden)も入場無料。
園内をぐんぐん奥へ進むと、ハーバーブリッジとオペラハウスを同時にカメラに収められる絶景スポットがあり、撮影好きにはたまらない場所です。
犯罪博物館(Justice&Police Museum)|犯罪とミステリーの世界へ

サーキュラー・キーのすぐそばにある犯罪博物館(Justice&Police Museum)は、ミステリー好きなら絶対に外せないスポット。入場は無料です。
かつて水上警察署や裁判所として使われていた歴史的建造物を利用しており、館内では、過去にオーストラリア社会を震撼させた犯罪の数々が紹介されています。

警官が使用していた道具や没収された凶器、さらに犯罪者たちの顔写真まで展示されており、まるで小説や映画の中に迷い込んだかのよう。ただし中には、被害者が写る現場写真などショッキングな内容も含まれるので注意!
非日常を味わいたい人や、ミステリーに興味のある人にはおすすめの観光スポットです。
ハーバーブリッジ|歩いても眺めても楽しめるシドニーのランドマーク

オペラハウスと並ぶシドニーのシンボルといえば、やっぱりハーバーブリッジ(Harbour Bridge)。

海の向こうから眺めるだけでなく、実際に歩いて渡ったり、下から見上げたりと、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。

実際に歩いて渡るなら片道およそ10分ほど。夜はライトアップされたオペラハウスやシティの夜景を眺めながらの散歩コースとしてもおすすめです。

また、ハーバーブリッジといえば有名なのがブリッジクライム(BridgeClimb)体験。橋のアーチ部分の頂上に登るアクティビティで、挑戦はしませんでしたが、見ているだけでもゾッとする高さでした!

場所はシドニーの歴史的エリア・ロックス地区に位置しており、周辺散策も楽しめます。
特に「アーガイルカット」と呼ばれる巨大なトンネルは、囚人たちがハンマーとミノだけで掘ったという歴史的スポット。ハーバーブリッジ観光とあわせて訪れるのがおすすめです。
マンリービーチ|フェリーで気軽に行ける地元に人気のビーチリゾート

シドニー中心部のサーキュラー・キーからフェリーで約30分。
地元の人にも人気のビーチリゾートがマンリービーチ(Manly Beach)です。

私たちが訪れたのは冬の季節でしたが、陽が差すとポカポカと温かく、サーフィンを楽しむ人の姿もたくさん。
シドニーの有名ビーチといえばボンダイビーチがよく知られていますが、マンリービーチはその分落ち着いた雰囲気。実際、ローカルの人が多く、日本人観光客はほとんど見かけませんでした。
日焼けには注意が必要ですが、シドニー観光の合間に自然の中でゆったり過ごす時間はとても気持ちがよかったです。
シドニーでお土産探し&街歩きも楽しめる!観光も兼ねたおすすめショッピングスポット
観光を楽しみながらショッピングもできるのが、シドニー旅行の魅力のひとつ。
タイムスリップしたような美しいレトロ建築のショッピングアーケードや、ローカル感あふれるマーケットまでバリエーション豊富です。
ロックス・マーケット|週末だけのお楽しみ!おしゃれ雑貨とグルメが集まるマーケット

サーキュラー・キー近くの歴史あふれるエリア・ロックス(The Rocks)で、週末に開催されるのが、ロックス・マーケット(The Rocks Markets)。
ハイセンスな雑貨やオーガニック食品、ナチュラルコスメのお店が、おしゃれな石畳の街並みにずらりと並びます。

今回訪れたときは、コロナ禍前の2019年に比べるとやや規模が小さくなった印象。ちょうど近くでマラソン大会が開催されていたのと、あいにくの雨も重なっていたので、その影響もあったのかもしれません。
雰囲気としては、日本でいうハンドメイドマーケットに近く、アクセサリーや雑貨はもちろん、フード系の屋台も豊富。観光客もローカルの人たちも一緒になってにぎやかに週末を楽しめるスポットです。
QVB(クイーン・ビクトリア・ビルディング)|建築もお買い物も楽しめるシドニー定番スポット

1898年、英国ビクトリア女王の即位50周年を記念して建てられたQVB(クイーン・ビクトリア・ビルディング)は、シドニーを代表するショッピングスポットのひとつ。

館内はロマネスク様式のアーチやモザイクタイルの床など、商業施設とは思えないほど美しく、歩いているだけでもうっとりしてしまいます。

お店のラインナップも充実していて、メルボルン発の人気お茶ブランド「T2」をはじめ、シドニー土産の定番ブランドはここでほとんど揃うといっても過言ではありません。

今回、私が特に狙っていたのは、カラフルでおしゃれなステーショナリーが揃う「Kikki.K(キッキ)」というブランド。テンション爆上げでお買い物しました♪
ウールワース&コールズ|お土産探しにも使えるオーストラリア2大スーパー
物価が高いことで有名なシドニー旅行では、散策中の飲み物や軽食はスーパーを賢く活用するのが正解。
特にウールワース(Woolworths)とコールズ(Coles)は、現地の人にも観光客にも人気の2大スーパーです。
日本に比べてひとつの店舗がかなり広く、ご当地食品やお菓子も充実しているので、お土産探しにもぴったり♪

今回、飲料水や軽食目的でよく利用したのは、駅すぐそばにあるウールワース・タウンホール店。2フロアに分かれた大きな店舗で、お惣菜のお寿司(!)なんかも購入できて便利でした。

一方で、ばらまき用お土産に意外と使えると思ったのがジョージストリート沿いのコールズ。

そしてつい可愛くて買ってしまったのが、エコバッグ(ショッピングバッグ)。
どれも日本円で300円程度とお手頃で、自宅の収納用に活用予定。

中でもコールズのジュート素材のバッグはしっかりした作りで、図書館に行くときのバッグとしても使えそうで「これは買ってよかった!」と思いました。
注意:お酒は専門店でしか購入できない!

さらに、オーストラリアのスーパー事情で覚えておきたいのがアルコール飲料。シドニーでは、スーパーでは一般的にお酒を販売していません。
アルコールを買うにはリカーショップ(酒屋)に行く必要があります。
私たちは滞在中、ホテル近くにあったチェーンのリカーショップ「Red Bottle」をちょいちょい利用しました。
観光地やホテル周辺にはリカーショップが点在しているので、晩酌派の方は事前に場所をチェックしておくと安心です。
紀伊國屋&Dymocks|本好き必見!シドニー中心地の大型書店巡り
今回のシドニー旅行で「絶対に行きたい!」と思っていたのが、シドニーの本屋さん。
紀伊國屋書店 シドニー店

まずひとつは、日本でもおなじみの紀伊國屋書店。シドニーにも店舗があるのは今回初めて知りました!
英語、日本語、中国語、フランス語、ドイツ語といった多言語の本が30万冊以上揃う大型書店で、美術や占いなど専門性の高いコーナーも充実。
本好きはもちろん、海外ならではのセレクトを楽しみたい人にもおすすめです。
Dymocks(ダイモックス)

もうひとつが、タウン散策中に偶然見つけてテンションが上がったDymocks(ダイモックス)。
紀伊國屋と同じジョージストリート沿いにあり、徒歩3分ほどの距離です。
オーストラリア国内最大級の書店チェーンで、店内は2フロア構成。書籍だけでなく、文具や雑貨も豊富に揃っているので、ちょっとしたお土産探しにもぴったりです。
本好きはもちろん、オーストラリアらしいデザイン文具や雑貨を探したい人にもおすすめしたいスポットです。
シドニーで楽しむ多国籍グルメ!おすすめレストラン&人気店まとめ
お待ちかねのシドニーグルメ編!
実はシドニーには「これぞ名物!」というご当地グルメはあまりなく、オージービーフや一部のシーフードが有名なくらい。
その代わりに、世界各国の本格的な料理が一度に楽しめるのが最大の魅力です。
というのも、オーストラリアは多文化主義を推進する国で、移民に対してとてもオープンで歓迎的。
そのため、ベトナム、タイ、カンボジア、インド、ネパール、マレーシア、台湾など、実にさまざまな国のレストランがシドニーの街にひしめき合っています。
Ramen Zundo(ずんど)|思い出の味をもう一度!シドニー中心部の大人気ラーメン店

シドニー旅行初っ端の外食は、なんと日本食からスタート(笑)
今回訪れたのは、ワールドスクエア内にある人気ラーメン店「Ramen Zundo(ずんど)」です。
実はこのお店、夫が学生時代に留学していた頃から通っていた思い出の味。前回のシドニー旅行でも訪れているので、私たちにとっては必ず行こうと決めていたお店です。

豚骨ラーメンからつけ麺、油そばまでメニューが豊富で、味も日本で食べるのと遜色なし。コロナ禍を経てもなお、変わらず人気を保ち続けている息の長いお店です。
運がよければ日本人スタッフもいるので、英語が苦手でも安心。海外でちょっと恋しくなる日本の味を楽しみたい時におすすめです。
bills(ビルズ)ダーリングハースト本店|世界一の朝食で味わうふわふわパンケーキ

シドニー・ダーリングハースト(Darlinghurst)にある「bills(ビルズ)」は、「世界一おいしい朝食」と称される人気店。
日本でもおなじみですが、今回は本場シドニーのダーリングハースト本店でモーニングを楽しんできました。

悩みに悩んで選んだのは、やっぱり超王道のリコッタパンケーキ。
朝からこのボリュームで大丈夫かな…と少し不安だったけれど、ひと口食べてびっくり。ふんわり軽やかな食感で、見た目以上にペロリと完食できちゃいました。
添えられたメープルシロップはしっかり甘めなので、一気にドバッとかけるより少しずつ調整しながら味わうのがおすすめです。

パンケーキ・オン・ザ・ロックス|ロックス地区の老舗パンケーキ専門店

ロックス地区にある老舗のパンケーキ専門店、パンケーキ・オン・ザ・ロックス(Pancakes on the Rocks)。
地元の人からも観光客からも愛されている人気店で、時間帯によっては行列になることも。

今回選んだのは、シナモンたっぷりのりんごのパンケーキ。
熱々のベーシックなパンケーキの上で、とろけるバニラアイスと生クリームのビジュアルがとにかく映えます。観光でたくさん歩いた体に、甘さがじんわり沁みわたる幸せな一皿でした。
Mamak(ママック)Haymarket|行列必至!本格マレーシア料理の人気店

チャイナタウン近くにある「Mamak(ママック)」は、シドニーでも屈指の人気を誇るマレーシア料理レストラン。
看板メニューは、Mamakのシグニチャーフードでもある「ロティ(Roti)」。

クレープのように薄く、ふわふわな生地は、バターの香りがたっぷり効いていて、カレーにつけて食べると絶品! インドカレーでいう「ナン」に近い存在ですが、より軽やかなふんわり食感がクセになります。

そして、私のお気に入りは「サテ(Satay)」。
見た目は日本の焼き鳥っぽいのに、エスニックな甘い味付けで、さらにピーナッツ入りの甘いソースにつけて食べると中毒性抜群!
これにビールを合わせたいところですが、ママックではアルコールの提供はありません。ランチ利用や、夜に飲みに行く前の腹ごしらえにぴったりなお店です。
Five Guys(ファイブ・ガイズ)|日本未上陸!ボリューム満点の米国ハンバーガー

街歩き中に偶然見つけてテンションが上がったのが、米国発の大人気ハンバーガーチェーン「Five Guys(ファイブ・ガイズ)」。
2025年8月現在、日本にはまだ未上陸のため、シドニーで出会えたのは思わぬサプライズでした(以前、韓国で出会ってまた食べたかったのです!)。

特徴はなんといっても、圧倒的なボリューム。
スタンダードなメニューでもパティがなんと2枚入りで、食べごたえ抜群!
さらに、15種類のトッピングを無料で追加できるので、自分好みにカスタマイズできるのも魅力です。
肉肉しい旨味たっぷりのパティにかぶりつけば、歩き疲れた体にしみわたるおいしさでした。

Pie Face(パイフェイス)|かわいい顔パイで有名なオーストラリア発ミートパイ専門店

Pie Face(パイフェイス)は、シドニー発祥のパイ専門チェーン店。

丸いパイの上に描かれた“顔”がトレードマークで、目と口のかわいらしいデザインがユニーク♪
ひとつひとつがしっかりボリュームがあるので、テイクアウトして「パイ+ビール」で軽い夜ごはんにもぴったりです。
実は日本にも一時期店舗展開していましたが、2024年3月で事業終了。久しぶりに本場のPie Faceを味わえて、ちょっと懐かしくて嬉しかったです。
Manly Thai Gourmet|海を眺めながら本格タイ料理を楽しむ贅沢時間

フェリーでマンリービーチまで足を伸ばしたときに、偶然見つけたタイ料理店「Manly Thai Gourmet」。
前情報なしの飛び込みでしたが、結果は大正解!

この日はシンハービールを片手に、タイ料理の定番パッタイを注文。
クセになるエスニックな甘さと、ぷりぷりのエビがたっぷり入った贅沢な一皿で、レモンの爽やかなアクセントが効いてとてもおいしかったです。

さらに嬉しいのは、2階にある店内のロケーション。
広々とした窓からは海が一望でき、非日常感たっぷりのリゾート気分を味わえました。
Fratelli Fresh(フラテッリ・フレッシュ)|ワインと楽しむ地元人気のイタリアン

シドニーで人気の地元イタリア料理店、Fratelli Fresh(フラテッリ・フレッシュ)。
私たちが訪れたのは、シドニータワーの下にある大型ショッピングセンター「Westfield Sydney」内の店舗です。

この日は一日歩き回ってヘトヘトで、「もうホテルに戻って寝たい…」という気持ちだったのですが、ワインと一緒にいただいたナポリピザも生パスタもおいしすぎて、気づけばペロリ。
素材の味がしっかり引き立つ本場仕込みの味わいで、「いつも日本で食べるのとどこか違う!」と感じました。シティ中心部で立地もよく、観光終わりの乾杯におすすめです。
シドニーは“歩いて楽しい、乗って快適、食べて幸せ”な街
約6年ぶりとなるシドニー旅行。
今回は、無料で楽しめる観光スポットからショッピング、そして多国籍グルメまで、シドニーの魅力をたっぷり味わう旅になりました。

観光は徒歩で散策することが多かったものの、フェリー・バス・路面電車といった公共交通機関がとても充実しているので、体力に自信がなくても快適に移動できます。
さらに便利だったのが、スマホのタッチ決済(クレジットカード対応)。
ほとんどの交通機関でかざすだけで乗り降りでき、今回の旅ではオーストラリアドルのお札やコインを見ることなくキャッシュレスで過ごせました。
見どころも食べたいものもまだまだ尽きないシドニー。
また数年後、オーストラリアで海のある休日を過ごしたいな、と心から思える旅でした。