横浜は、私たち夫婦にとって「何もしないために行く街」。観光や買い物を詰め込まず、豪華なホテルでゆっくり過ごすご褒美おこもりステイが大好きです。
都内からアクセスしやすいのに、港町の空気に包まれると、ちゃんと非日常になる。この記事では、これまでに泊まった横浜のホテルの中から、夫婦2人で何もしない贅沢を味わえた宿泊記をまとめています。
横浜の景色を独り占めする「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」
海風をはらんだヨットの帆のような外観は、横浜・みなとみらいの象徴的存在。このホテルに泊まるたび、「やっぱりまた来たい」と思ってしまう、私たち夫婦にとって特別な一軒です。
このホテルが向いている夫婦
- 景色を楽しむ時間を何より大切にしたい
- 観光よりも、部屋で過ごす時間を主役にしたい
- 横浜らしさを“移動せずに”味わいたい
窓いっぱいに広がる、横浜のご褒美シティビュー
このホテル最大の魅力は、やはり景色。
シティビューの客室からは、観覧車と夜のイルミネーションが窓いっぱいに広がり、思わず言葉を失うほどの美しさです。
角度を変えると、赤レンガ倉庫、海、山下公園まで一望でき、まるで横浜という街を一枚の絵のように切り取ったかのよう。外に出かけなくても、「横浜に来た」という実感をしっかり味わえます。
外に出るより、部屋に戻りたくなる客室
私たちが泊まったのは、豪華客船をイメージした「プレミアム」タイプの客室。窓辺に並べられた、対になるふかふかのアームチェアと丸テーブルは、まさに特等席でした。
誰にも邪魔されず、観覧車のある景色を心ゆくまで眺める時間。観光に出るよりも、「早く部屋に戻ってくつろぎたい」と思わせてくれるのが、このホテルのおこもり力の高さだと思います。
正直に書くと、少し気になる点
私たち夫婦は会員特典で客室をアップグレードしてもらえることが多いのですが、その場合、クラブラウンジのアクセス権が付かないのが少しだけ残念なところ。
とはいえ、客室だけでも十分すぎるほど贅沢な時間を過ごせるので、大きな不満はありません。
いつかは、クラブラウンジも含めて満喫してみたい——そんな楽しみを残してくれるホテルでもあります。
新しさと上質さに包まれる「ヒルトン横浜」
2023年9月、横浜・みなとみらいに誕生したヒルトン横浜。
新しいホテルならではの清潔感と、ヒルトンらしい上質さを兼ね備えた、落ち着いた雰囲気が印象的な一軒です。横浜駅から徒歩圏内というアクセスの良さもありながら、館内に一歩入ると、ゆったりとした非日常が始まります。
このホテルが向いている夫婦
- きれいで新しいホテルに泊まりたい
- にぎやかすぎない環境で、落ち着いて過ごしたい
- 大人っぽい空間が好き
アールデコが彩る、優雅な館内空間
日本のジャズ発祥の地でもある横浜らしく、館内の内装はアールデコ様式を取り入れたデザイン。
エントランスからロビー、客室に至るまで、どこかクラシックで優雅な空気が流れています。
新しいホテルでありながら、落ち着いた色使いと洗練されたインテリアのおかげで、気持ちが自然と整っていくような感覚がありました。
外の世界から切り離され、ホテルの中でゆっくり過ごすおこもりステイに向いている理由のひとつです。
シンプルで心地いい、デラックスルーム
今回宿泊したのは「デラックスルーム(ツインベッド)」。大きな窓と、動線にゆとりのある客室で、2人でも窮屈さを感じません。
正直に書くと、少し気になる点
客室からの景色は、正直なところまだ開発途中という印象(2024年7月時点)。
数年後には街の雰囲気もガラリと変わりそうですが、現時点では景色重視の方には少し物足りないかもしれません。
また、赤レンガ倉庫などの定番観光スポットからはやや距離があるため、移動は電車やタクシーを使うのがベター。その分、観光に追われず、ホテル中心で過ごせるとも言えます。
ぐっすり眠るために泊まりたい「ウェスティンホテル横浜」
2022年6月に開業したウェスティンホテル横浜は、横浜・みなとみらい21地区に誕生したライフスタイル&ウェルネスホテル。
雲の上の寝心地と称されるベッドを中心に、眠りの質まで大切にした、ご褒美おこもりステイが楽しめる一軒です。
このホテルが向いている夫婦
- とにかくよく眠りたい
- 部屋でゆったり身体を休めたい
- ホテル時間=リラックス時間と考えている
「雲の上の寝心地」を味わうヘブンリーベッド
ウェスティンホテルといえば、やはり有名なのが“雲の上の寝心地”と称されるヘブンリーベッド。
実際に横になってみると、その評判に納得。身体がふわっと包み込まれるような感覚で、何もしなくても自然とリラックスできました。
さらに、宿泊時にはラベンダーバームも用意されており、眠る前のひとときまで丁寧にデザインされているのが印象的。
今回宿泊したのは「デラックス2ダブル」。広さに余裕があり、ロングソファも備えられた客室は、2人で過ごしても圧迫感がありません。
ラグジュアリーなバスルームには女優ミラー付きの洗面台。お風呂上がりにゆっくりスキンケアをする時間も、自然と“ご褒美”に感じられました。
まるで横浜の街を絵画にしたようなビュー
正直、景色にはそこまで期待していなかったのですが、奥まで広がる横浜の街並みは、まるで絵画のよう。あいにくの曇天で見えませんでしたが、晴れていれば富士山が望めます。
天候に左右されつつも、窓の向こうに広がる景色はおこもりステイの気分を静かに高めてくれました(※写真だと伝わりにくいのが少し悔しいところ)。
追記:2度目のステイできれいな富士山が見えました!(※ロビーからの写真)
正直に書くと、少し気になる点
少し気になったのが、ホテルのそばを走っている電車の音。客室によっては「ガタンゴトン…」という音が意外と響いて、気になる方もいるかもしれません。
また、これは完全に笑い話ですが、室内灯のボタンが多く、しかもすべて英語表記。最後まで使いこなせなかったのも、今となっては良い思い出です。
豪華な船旅気分で過ごせる「インターコンチネンタル横浜 Pier 8」
横浜のインターコンチネンタルといえば、先に紹介した半月状の高層ホテルを思い浮かべる方も多いですが、インターコンチネンタル横浜 Pier 8は、まったく違う切り口のラグジュアリーホテル。
このホテルが向いている夫婦
- とにかく非日常感を味わいたい
- 横浜にいながら、旅に出たような気分になりたい
- 観光よりも、ホテルの世界観に浸りたい
船旅がテーマの客室で過ごす、贅沢な部屋時間
今回宿泊したのは、「クラシック・ヨコハマハーバービュー」。インテリアのテーマは船旅で、落ち着いた色合いと上質な素材感が印象的な客室です。
窓の外には、開放的な海の景色。大型モニターでは、HuluやNetflix、Amazon Prime Video、YouTubeなど、加入中の動画配信サービスをリモコン操作で楽しめるのも、おこもり派にはうれしいポイントでした。
無料ドリンクがうれしい、気兼ねないくつろぎ
ホテルの冷蔵庫内のドリンクは有料、というイメージがありますが、この客室では、お茶やジュースなどのソフトドリンクが無料。
「ちょっと喉が渇いたな」と思ったときに、料金を気にせず手を伸ばせる気軽さが、おこもりステイの快適さをぐっと高めてくれました。
宿泊者限定のルーフトップで、海風を感じる
Pier 8の大きな魅力のひとつが、宿泊者限定で利用できるルーフトップ「Rooftop 1859」。
ゆったりとしたソファ席がいくつも配置され、海の景色を眺めながら、心地よい風を浴びる時間は格別です。
みなとみらいビュー側も見渡せるので、写真を撮るにもぴったりのシャッタースポットでした。
正直に書くと、少し気になる点
以前は、ホテル宿泊者限定で、専用船による約40分のクルーズに参加できたのですが、2025年3月31日をもって運航が終了。
ホテルを出てすぐ目の前のさん橋から出航し、海側から横浜の名所を楽しめたあの体験がとても良かっただけに、これは正直、少し残念なポイントです。
夫婦2人、横浜ホテルでご褒美おこもりステイを楽しむという選択
私たち夫婦は、観光よりも「ホテルでの時間」を主役にした横浜ステイを何度も楽しんできました。
都内から近いのに、しっかり非日常を感じられる横浜は、ご褒美おこもりステイにぴったりの街。






