京都でぜひ食べてみたかった一杯、超老舗蕎麦屋・松葉のにしんそばを味わってきました。
にしんそばは、京都のソウルフードとして長く親しまれている名物料理。そしてこのメニューを考案したのが、総本家にしんそば松葉の2代目だというから驚きです。
京都観光の締めにも、旅の途中の一食にも、「これは食べておきたい」と思わせる、京都らしさが詰まった一杯でした。
創業文久元年(1861年)|160年以上続く超老舗「総本家にしんそば松葉」
総本家にしんそば松葉は、創業文久元年(1861年)。実に160年以上の歴史を誇る、京都屈指の超老舗です。
今回は、京都駅2階・新幹線コンコース内にある店舗を訪れました。
改札内にあるため、新幹線・特急の乗車券、もしくは「入場券(140円)」が必要になりますが、「帰る前に京都らしいものを食べたい」というときに、これ以上ない立地。
まずは酒肴で一杯|ニシン尽くしの至福タイム
お目当てのにしんそばの前に、酒肴で軽く乾杯することに。
名物・鰊棒煮(にしんぼうに)
板わさやだし巻きなど定番メニューも並んでいましたが、ここまで来たのだから、迷わずニシン三昧。
まずは、松葉の登録商標にもなっている鰊棒煮(身欠きニシンの甘露煮)。
乾燥させたニシンを、じっくり時間をかけて炊き上げた一品で、箸を入れるとほろりと崩れる柔らかさ。甘辛い味付けが、もう間違いなくお酒泥棒です。
にしんからし煮
さらに、ニシンをほぐして、からしを添えた酒肴も。
これをちびちびつまみながら飲むお酒、気づけばグラスが空いているという危険な美味しさ。にしんそばの前から、すでに満足度が高いです。
重なり合う旨味!大本命の松葉のにしんそば
そして、いよいよお待ちかねのにしんそば。
運ばれてきた瞬間は、「思ったよりニシン控えめかな?」と思ったのですが……
実は、おそばの下に、どーん!と隠れているんです。
甘く煮たニシン、昆布だしと薄口醤油で仕上げた上品なおつゆ、そして、つるりとしたおそば。もう、旨味の重なり方がすごい。
普段は塩分を気にして、スープは残す派なのに、この日は気づいたら一滴も残っていませんでした。……正直、うますぎる!
器の底に「松葉」の文字が見えたとき、ちょっとした達成感すらありました。
この良さが分かるようになって、大人って最高だと思った
しっかり甘く煮たニシンと、上品でやさしい味わいのおそば。思い出しただけで、「ああ、また食べたい」となる一杯です。
酒肴で軽く一杯。そして、素朴で滋味深いにしんそばでしめる。この良さが分かるようになって、大人って最高だなと、しみじみ思いました。
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