JR飯田橋駅から坂を上って下って徒歩15分。ずっと行ってみたかったビアバーは、ふらっとひとりでも入っていけそうな雰囲気のあるお店でした。
出版社近くのベルギービール専門店「BRUSSELS(ブラッセルズ)」
BRUSSELS(ブラッセルズ)は、日本初のベルギービール専門店で、個性あるクラフトビールを豊富に楽しめます。
とある文芸誌で、作家の恩田陸さんがその名を上げていたのを覚えていて、いつか行ってみたいと思っていた場所です。
かなり以前の記憶で、本当にここで合っているのか正直不安だったのですが…すぐそばに出版社があって確信しました。
翌日は仕事につきまだ明るい時間帯に訪れると、カウンターにはおひとりさまの女性がふたり。ひとりは文庫本をそばに置いていて、静かにお酒を楽しんでいる姿が素敵でした。
カウンターのほか、6人掛けのテーブルも3席ほど用意されています。ちなみにテーブルチャージは1人につき380円。
注文はいまどきのスマホオーダー式で、Wi-Fiが解放されています。
本日のビールは樽生から。種類豊富なベルギービールが楽しい!
まずは本日の樽生ビール4種類のなかから「バルバール」を。手前にあるビーツのムースはお通しです。
バルバールは、醸造中に「蜂蜜」を加えたユニークなビール。口に入れた瞬間、すぐに蜂蜜を感じられますが、ベタベタに甘いわけでなく上品な味でした。
2杯目の樽生は、物騒な名前の「ギロチン」。ネーミングの由来は、フランス革命200周年を祝したもので曰く付きではありません(笑)
怖い名前とは裏腹に一口目は爽やかな甘さがあって、アルコール度数の高さ(8.5%!)をあまり感じさせません。けれど軽いというわけでもなく、力強い一杯です。
熟成肉のステーキとよく合います。
いろいろ試さずにはいられないほど、瓶ビールの種類も豊富。スタッフさんに尋ねてみたところ、ビールによって提供される温度が違うというこだわりぶり。
基本的にアルコール8%前後のストロングなビールが多めでした。なかには10度を超えるものもあって、おいしくても飲みすぎには要注意。