2026年のゴールデンウィーク、初めての北海道旅行で「サッポロビール博物館」へ。
ビール大好き夫婦の私たちは、限定ビールの試飲を楽しみにガイド付きの「プレミアムツアー」に参加しました。
いざ巡ってみるとサッポロビールの歴史が想像以上におもしろい! ビール造りに挑んだ人々の物語を知り、ツアーが終わるころにはすっかりファンに。
今回は、そんな私たちのビール事情まで変えてしまった、約50分のプレミアムツアーをレポートします。
赤レンガの建物が目印!サッポロビール博物館
サッポロビール博物館があるのは、札幌市内の「サッポロガーデンパーク」。
緑に囲まれた敷地に建つ赤レンガの建物と、ひときわ目を引く煙突の赤い星が目印です。
実際に目の前にすると、赤レンガの重厚な建物がとにかく素敵! 屋外には「麦とホップを製す連者ビイルとゆふ酒に奈る」と書かれた木樽を積み上げたフォトスポットもあります。
試飲付き「プレミアムツアー」に参加!
私たちが参加したのは、ガイドさんと一緒に館内を巡る「プレミアムツアー」。
2026年GWの訪問時は大人1,000円で、所要時間は約50分。プレミアムシアターの鑑賞やガイドさんによる展示解説のほか、ツアーの最後にはビール2種類の試飲まで楽しめる充実した内容でした。
受付を済ませると渡されたのが、黒地に黄色い星が描かれた「PREMIUM TOUR CARD」。
最初はこのカードをかざし、一般の見学者は入れない専用エリアへ。ちょっとした特別感があって、ここからツアーが始まります。
※サッポロビール博物館は2026年7月1日にバリューアップオープンし、料金体系などが変更されています。この記事は2026年GWに参加した際の体験をもとにしています。
試飲目当てだったのに……サッポロビールの歴史がおもしろい!
ツアー前半は、プレミアムシアターからスタート。
映像を通して、北海道でビール造りが始まった時代から続くサッポロビールの歴史をたどっていきます。(こちらは撮影NGでした)
シアター鑑賞後は、ガイドさんと一緒に展示コーナーへ。
展示自体を眺めるだけでもサッポロビールの歴史を知ることはできますが、そこにガイドさんの解説が加わることで、「そういう背景があったのか!」と理解がぐっと深まります。
展示コーナーで、もうひとつじっくり見たくなったのが「サッポロアドコレクション」。
壁一面に、歴代のサッポロビールの広告がずらりと並んでいます。
高さ約10m!巨大な煮沸釜は圧巻
館内でも特に目を奪われたのが、サッポロビール札幌工場で実際に使われていたという巨大な「煮沸釜(しゃふつがま)」。
高さはなんと約10m!
赤レンガと木造の天井に囲まれた空間いっぱいに、銅色の大きな釜がそびえています。
上から眺めても、下へ降りて見上げても、とにかく大きい。写真に収めようとしてもなかなか全体が入りきらないほどで、かつて実際にビール造りを支えていた設備なのだと思うとさらに迫力を感じます。
そして個人的に印象に残ったのが、煮沸釜のそばにあるステンドグラス。
赤レンガの壁にはめ込まれた鮮やかなステンドグラスには、麦の穂を思わせるモチーフが描かれています。窓から差し込む光と巨大な銅色の煮沸釜の組み合わせが美しく、歴史ある建物ならではの雰囲気も楽しめました。
お待ちかねの試飲!まずはプロの「3度注ぎ」に感動
約30分の見学を終えたら、いよいよ私たちが楽しみにしていた試飲タイム!
プレミアムツアーでは、ツアー参加者限定の「復刻札幌製麦酒」と、おなじみの「サッポロ生ビール黒ラベル」の2種類を飲み比べできます。おつまみのスナックもセットに♪
実際に交互に飲んでみると、同じサッポロビールでもしっかり味わいが違っておもしろい。
個人的には、限定の「復刻札幌製麦酒」のほうが好みでした。キリッとした味わいがありつつ爽やかで、すっと飲めるような飲みやすさがあります。
そして何より、ここまでサッポロビールの歴史や、ビール造りに携わってきた人々の思いを知ってから飲む一杯。
冷え冷えのビールのおいしさはもちろんですが、参加前よりもビールそのものがちょっと愛おしく感じられるから不思議です。
また、ガイドさんがおいしいビールの注ぎ方を実演してくれます。
教えてもらったのが、ビールを数回に分けて注ぐ「3度注ぎ」。
目の前で完成したビールを見ると、グラスの縁よりも高いところまで真っ白な泡がふわっふわ!
ちなみに試飲会場のスターホールは、一般利用のお客さんでかなりの行列が。
プレミアムツアーでは参加者用の席があらかじめ確保されているので、見学からそのまま座ってゆっくり試飲を楽しめたのもうれしいポイントです。
ミュージアムショップでお土産探し!気づけば爆買い
ツアーを満喫したあとは、ミュージアムショップへ。
購入したのは、復刻デザインのロゴが大きく入ったトートバッグをはじめ、黒ラベルやサッポロクラシックなどをモチーフにしたコースター、ステッカーなど。
現在の黒×ゴールドの星だけでなく、昔のラベルを再現したレトロなデザインのグッズも多く、あれもこれも欲しくなってしまいます。
ビールそのものはもちろん、サッポロビールの歴史やデザインが好きになったあとに立ち寄るショップなので、お土産探しまで含めてツアーの余韻を楽しめました。
2026年7月から料金変更!現在のサッポロビール博物館について
私たちが訪れた2026年GW当時、サッポロビール博物館の展示コーナーは無料で見学でき、今回参加したプレミアムツアーは大人1,000円でした。
その後、創業150周年の節目となる2026年7月1日に「サッポロビール博物館」はバリューアップオープン。料金体系も変更されています。
現在の一般料金は、大人1,000円、中学生~20歳未満500円、小学生以下無料。
プレミアムツアーは、大人2,000円、中学生~20歳未満1,000円、小学生無料となっています。
訪問前には、ツアー内容や開催時間なども含めて公式サイトで最新情報を確認してみてください(公式サイトはこちら)。
プレミアムツアー参加ですっかりサッポロビールのファンになっていた
ビール好き夫婦ということもあり、最初は「限定ビールを飲み比べできる!」という試飲への期待から参加したサッポロビール博物館のプレミアムツアー。
ところが実際に参加してみると、一番心に残ったのは、その一杯が生まれるまでに積み重ねられてきた歴史でした。
プレミアムシアターで物語を知り、ガイドさんの話を聞きながら展示を巡り、ホップの香りを体験。そして最後に、プロが注いでくれた冷え冷えのビールで乾杯!
歴史を知ってから味わうビールは、参加前に想像していた「試飲」とはちょっと違う特別な一杯になりました。
あわせて読みたい|札幌&小樽のビール旅をもっと楽しむ
今回のサッポロビール博物館を訪れたのは、夫婦で楽しんだ札幌&小樽2泊3日旅行の初日。札幌グルメや小樽観光も満喫した旅の全行程は、こちらの記事にまとめています。
そしてビール好きなら、小樽で訪れた「小樽倉庫No.1」もおすすめ! 小樽運河沿いの石造り倉庫で、醸造所を眺めながら昼からビールを楽しんできました。


