とにかく、おいしいものたくさんの金沢。旅の終わりは、自分へのお土産にも力が入ります。
おみやげショップを散策して、割かし早い段階で目星をつけたのが「金沢の味 佃の佃煮」さんの器茶漬け。最中のなかに佃煮がぎっしりと詰まっていて、ごはんの上に割ってのせて、お茶やお湯を注ぐだけでお茶漬けができるという逸品。
この記事を書いている今、すでに買ったもの全部食してしまったのですが、本ッ当においしかった…
金沢の味 佃の佃煮さんの器茶漬け
金沢の味 佃の佃煮さんは、昭和21年に金沢で創業したお店。厳選した原料を、食物添加物を一切使用せず、素材のうまみを生かす商品づくりをしています。
定番商品の「器茶漬け」は、そのまま手で割り、ご飯にのせ、お茶やお湯を注ぐだけで立派な一杯のお茶漬けに。味は「かつお昆布」「山椒ちりめん」「じゃご椎茸」「梅昆布」「ほたて昆布」の5種類。
私は金沢駅にあるショッピングモール、金沢百番街あんとで購入しました。このお店だと、バラ売りしているので好きな味で3個セットのアソートをつくれます。お会計は864円也。専用の箱は別料金で、味によって料金が異なる場合があります。
器茶漬けの作り方
作り方はいたってシンプル
1:ご飯(100g)を茶碗にもる
2:ご飯の上に、もなかを手で割って振りかける
3:お茶またはお湯(150ml)を注いだら完成
まず、初めて最中を割ったときの感動ですよ…中に具がぎっしり!!!
お湯を注いで完成。ちょっと見映えよくできませんでしたが、実際に食べてみると最中は粉々にするより、これくらい大雑把に割ったほうが食感が残っていいと思いました。
そして味の濃さ。お茶漬けだからほっこり優しい味かなと思いきや、しっかり調味された佃煮の味がお湯を注いでも薄まらず空腹時の胃袋もしっかりと鷲掴み。なんだったらお米もお湯も規定より多めでも味がケチ臭くなる心配はナシ。
今回、わたしは「ほたて昆布」「山椒ちりめん」「梅昆布」を食べましたが、好みはこの文章の順番のとおり!
ほたて昆布はほたて感がすごい、ってわけではないんですが、さすが他より料金が少しお高めだけあって、貝の出汁なのか旨味を強く感じました。山椒ちりめんはシンプルに私の好み(笑)
梅昆布はいちばん最後に食べた(購入から1週間後くらい)せいか、保管が悪かったのか、少し湿気った感じがあったのも手伝って、中の昆布が固まってしまっていて難儀しました…。
調べてみると都内だと、銀座にある「いしかわ百万石物語 江戸本店」というアンテナショップで取り扱いがある模様。次にお出掛けする際は立ち寄ってみようと思います!