いろいろと大きい声じゃ言えないんですが…諸事情により彼氏にキルフェボンを奢ることになっていて、週末実行してきました。
いやー、久しぶりの銀座。開放感に満ちた歩行者天国。やっぱり、いいですね!
キルフェボンは知る人ぞ知るリッチめのケーキ屋さん。春、夏、秋、冬、それぞれの季節に収穫される旬のフルーツを使ったタルトがいただけるお店です。フランス語で「なんていい陽気なんだろう!」という意味があるんだそう。

私たちが訪れたのはグランメゾン銀座店。1Fがショップ、地下がカフェスペースです。地下にいく階段の前に受付の店員さんがいて、そのお隣に待ち時間のプレートがあります。

13時頃に整理券だけもらおうと思ったら、待ち時間15分ということで、そのまま入ることに。運よく待ち先頭で、お会計を済ませた人たちと入れ替わる形で入店しました。
着席して、さっそくメニューを見ます。すでにお財布の覚悟はできていたので、せっかくなら自分も好きなものを食べてやろうという所存。
あいにく東京と大阪で開催されるヨーロッパ絵画のコレクション「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」とコラボしたタルトは完売していました。ゴッホの『ひまわり』をテーマにしたオレンジとマンゴーのタルト…まあ私はマンゴー大して好きじゃないから…げふんげふん
彼氏「これ、おいしそうじゃん」
彼氏が指さしたのは、メニュー上部中央にある、いかにもイチオシです! という感じの「白イチゴ~初恋の香り~とババロアのタルト」。
ふぅん、いいね~と思いながら、ぱっと価格を見たら、ピース1,625円+税(イートイン:162円)。たしかにキルフェボンってピース1,000円超えるのがベーシックですけど、1,700円超えは動揺…!
結局、彼氏はピース1,108円+税(イートイン:110円)の「くろいちごのタルト」をオーダーしました。…そして私が本当に食べたいものを選んだ結果、「白イチゴ~初恋の香り~とババロアのタルト」に決定!(笑)

オリジナルブレンドの紅茶とともに、さっそくいただきます。
公式サイトの説明によると…
種がピンクに色づくと食べごろの合図の白イチゴ。果皮が柔らかく傷がつきやすいため、丁寧に大切に栽培されたイチゴです。そんな白イチゴを贅沢に使用し、やさしい甘みのババロアと自家製の白イチゴジャムを合わせました。ホワイトチョコをまとった、薄く焼いたクレープのザクザクとした食感とともにお楽しみください。
初恋だから甘酸っぱい、と思いきや、そんなことは一切なし。むしろ控えめなのにじんわりと広がるような甘さ。う~ん、ときめきに近いかも。
思えば味ではなくて、初恋の“香り”なんですよね。なんだか乙女が気になる彼をこっそり見ている、夢中のひととき、って感じ。そこにチクッとしたり、苦かったりする思いはなくて、ただただ甘い。
少し前にぼんやり見ていたTVで県の違う農家さん同士が「どっちがおいしいか」っていうイチゴ対決してて、そこに白イチゴが出ていたんですよね。
ジャッジする演者が食べながら「(いい意味で)これはもうイチゴじゃないですね!」っていってて、じゃあ一体なんなんだ!?と心で突っ込んだのを思い出したんですけど、うん、これは立派なイチゴです(何)。
白いイチゴがあれば、黒いイチゴもある。ということで彼氏が頼んだ「くろいちごのタルト」もチェック。
公式サイトの説明はこちら
濃く深い赤色のイチゴ、通称“くろいちご”を一面に飾ったタルトを作りました。“くろいちご”は、深い色合いからの想像通り、甘い香りと強い甘みが特徴のイチゴです。
自家製“くろいちご”ジャムとカスタードを合わせた、イチゴ風味のカスタードクリームに、ジューシーな果肉の“くろいちご”をふんだんに飾りました。濃厚な甘みと香りが口の中いっぱいに広がります。くろい装いに仕上げたタルトとともにお楽しみください。

白イチゴが初恋なら、黒イチゴは大人の恋。え、隠し味にブランデー的なもの入ってます? というくらい濃厚というか、深い味。交代で白イチゴのタルトを食べた彼氏は「あ、こっちはあっさりしてるんだね」と感想をぽつり。
ガツンとインパクトがあるほうでいうなら黒。ではあるけど、今しかないと思わせる繊細さでは白。いやー、どっちも違って、どっちもいい。
いつもより時間をかけて、ゆっくりと味わって満足したら、お会計に。
ドリンクも入れて4,000円越えでしたが、帰り道の足取りは軽く。やっぱりこういう時は思い切ったほうが、いい気分だけ残して終われますね。
店舗情報
キルフェボン グランメゾン銀座
住所:東京都中央区銀座2-5-4 ファサード銀座1F(テイクアウトスペース)/地下1F(カフェスペース)
営業時間:
【shop】11:00~21:00
【cafe】11:00~20:00 ※ラストオーダー19:30
公式サイトはこちら